ドルと言えば普通米ドルを指し、国際通貨の中でも国際基準通貨として世界で一番通用する通貨です。
例えばヨーロッパなどに旅行に行った際、普通はユーロを使用しますが、ドル札がそのまま通用する所も多いのです。
ヨーロッパのお店でドルを受け取ってくれても、円では買い物できません。
海外へ出張や旅行などで行く時、取り敢えずドルに換金して行く人は多いでしょう。
それくらいドルは信頼性の高い通貨といえます。
ちなみにドルと名の付く通貨は米ドルを含めて世界で23通貨あります。
オーストラリア・ドル、カナダ・ドル、香港ドル、といったふうです。
米国ではドル紙幣は種類としては1ドル札、2ドル札、5ドル札、10ドル札、20ドル札、50ドル札、100ドル札がありますが、一般に流通しているのはこのうち、1ドル札、5ドル札、10ドル札、20ドル札の紙幣です。
米国はクレジットカードや小切手で支払われる事も多いので、小さいお店などでは50ドル札や100ドル札はあまり歓迎されないようです。
現在はドルは信用が高く、世界で通用していますが、今後アメリカの赤字問題など様々な問題によりドルが崩壊しないとも限りません。
「土地神話」が崩れ去ったバブル崩壊時の例もあるように「ドル神話」が崩れてしまうことだってないとは限らないのです。
そうなればアメリカ一国だけでなく世界の経済が混乱に陥るでしょうから、バブル崩壊のように急激に変わることはないと思いたいですが、ドルに依存しすぎるのも考えなければいけないかも知れません。